
うちの子の食事量が減少して心配…。
こんな悩みを抱えていませんか?

私も13歳の超小型犬を飼っているのですが、少し前から食事量の変化に気づき始めました。
朝晩2回の食事時、いつもの半分も食べない日が増えてきて不安になったものです。

シニア犬の食事量減少は珍しいことではありません。
加齢に伴う自然な変化や健康上の問題が隠れているケースもあります。
「シニア犬の食事量が減る理由と対策」
この記事では、獣医師の推奨する方法を実体験を交えながら詳しく解説します。

【シニア犬の食事量が減る5つの主な理由】

愛犬の食事量が減少する背景には、様々な要因が考えられます。
主な理由とその特徴、基本的な対策をご紹介します。
理由 | 特徴 | 基本的な対策 |
味覚・嗅覚の低下 | 好みのフードでも興味を示さない | 温めて香りを強める |
歯の問題 | 食事時の痛みや違和感 | 柔らかいフードに変更 |
基礎代謝の低下 | 運動量の自然な減少 | 適切な量に調整 |
消化機能の衰え | お腹を壊しやすい | 消化に優しい食事に変更 |
その他の健康問題 | 食欲不振が続く | 獣医師に相談 |
シニア犬は加齢に伴い、味覚や嗅覚が衰え、食欲が低下しやすくなります。
歯周病や歯の痛みも影響し、食事量が減ることがあります。

運動量や基礎代謝の低下により、食事の適量を見直すことも重要です。
さらに、消化機能の低下でお腹を壊しやすくなり、食欲不振につながることも。
うちの子も13歳になってから、時々お腹を壊すようになりました。
食事量の減少は病気のサインの可能性もあるため、異変を感じたら早めに獣医師に相談しましょう。
【食事量が減った時の対処法】

シニア犬の食事量が減少した時は、まず生活環境を見直すことから始めましょう。
私の場合、シニア犬用の柔らかいおやつを活用して食欲を刺激しています。
>>柔らかいおやつの詳細はこちらの記事で紹介しています。
焦って無理に食べさせるのではなく、愛犬に合わせた適切な対応が大切です。
■食事環境の改善ポイント
✔️ 食べやすい環境づくり
- 食器の高さを首の負担が少ない位置に調整
- 滑り止めマットの使用で食器の固定
- 静かで落ち着ける場所の確保
✔️ 食事時間の工夫
- 1日の食事回数を増やし、1回の量を減らす
- 決まった時間に食事を提供
- 十分な食事時間の確保

うちの子の場合も、首への負担を考えて少し高めの食器に変えたところ、食事時間が長くなりました!
■食事内容の工夫
✔️ フードの調整方法
- シニア犬用のふわふわおやつを細かく砕いて振りかける
- フードを少し温めて香りを引き立てる
- 水分を多めに加えて柔らかくする
✔️ 試す際の注意点
- 新しい食材は少量から始める
- 急激な変更は避ける
- 食べない物は無理強いしない

ふわふわおやつを砕いて振りかけると、見事に完食してくれます。
■獣医師への相談のタイミング
⚠️ 要注意サイン
- 食事量の減少が2~3日以上続く
- 水も飲まなくなる
- 元気がなく、活動量が急激に低下
- 嘔吐や下痢の症状がある

気になる程度の症状でも2つあったら、病院に行くのが我が家のルール
【よくある質問】

質問1.食事量が急に減った場合の対処法は?
└ チェックポイント
- 24時間以内の変化→様子見て良い
- 24時間以上継続→獣医師に相談
- 他の症状がある→すぐに受診
質問2.シニア犬の適切な食事量の目安は?
└ 参考基準
- 若い頃の7~8割程度が目安
- 体重の変化を毎週チェック
- 活動量に応じて調整
質問3.完食しない時の対応は?
└ 推奨される順序
- 食事環境の見直し
- シニア犬用おやつの活用
- 獣医師に相談 ※強制給餌は厳禁

無理に食べさせると、トラウマになったのか持病のお薬まで飲まなくなったことがありました。
【まとめ:愛犬の食事管理のポイント】

愛犬の食事量の変化は、体調の重要なバロメーターです。
✔️ 日々の観察が大切
- 食事量の変化をメモする
- 体重を定期的に計測
- 活動量の変化にも注目
✔️ 無理のない対応を
- 環境改善を優先
- おやつは適量を守る
- 早めの獣医師相談
紹介した方法を参考に、まずはできることから始めてみましょう。
心配な症状が続く場合は、迷わず獣医師に相談することをお勧めします。
シニア期を迎えた愛犬との生活を、より快適に過ごせますように。
(この記事は実体験をもとに作成しています)