【必見】老犬がごはんを食べない5つの理由と解決策!食欲不振の原因は?

ごはん
記事内に広告が含まれています。

愛犬が年を重ねるにつれ、食事量が減ったり、まったく食べなくなったりすることは珍しくありません。

こんな悩みはありませんか?

悩む人
悩む人

「今すぐ病院に連れて行ったほうがいい?」


我が家も
「昨日まで元気に食べていたのに」「大好きなフードなのに」と心配になることがありました。

老犬の食欲不振には様々な理由があります。


この記事では愛犬の食欲不振の原因と具体的な解決策、そして体調管理のポイントをご紹介します。

食欲不振の5つの主な原因

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_2770-scaled.jpg
チョコです🐾

食事量の減少には、複数の要因が絡み合っていることが一般的です。
愛犬の状態をチェックしていきましょう。

味覚・嗅覚の変化

加齢に伴い、味覚や嗅覚が徐々に衰えてきます。

以前は喜んで食べていたフードでも、香りや味の感じ方が変化することで、食欲が低下するケースが少なくありません。

個体差が大きく、この変化の現れ方も様々です。

体調の変化や潜在的な病気

食欲不振は、様々な疾患の初期サインです。

特に腎臓病や肝臓病、消化器系の疾患が隠れていることがあります。
また、食欲はあるのに食べられない様子が見られる場合は、口腔内のトラブルを疑う必要があります。

環境要因によるストレス

加齢とともに、環境の変化への適応力は低下していきます。

家具の配置換えや家族の生活リズムの変更、来客の増加など、一見些細な変化でも食欲に影響を及ぼすことがあります。

フードの変更と食事環境

長年食べ慣れたフードの突然の変更は、消化機能の低下と相まって食欲不振を引き起こす原因となります。
具体的には

  • ドライフードからウェットフードへの急な切り替え
  • フードの粒の大きさや硬さの変化
  • 食事の時間や場所の変更

新しいフードへの移行は、従来のフードに少しずつ混ぜながら、7-10日かけて徐々に進めることが重要です。

>>こちらの記事でシニア犬の柔らかいドッグフードを紹介しています。

歯周病などの口腔トラブル

歯周病は老犬に特に多い問題です。
以下のような症状が見られる場合は、歯科検診を検討しましょう

  • 歯茎の腫れや出血
  • 口臭の悪化
  • 歯のぐらつき
  • 食事の際のむせこみ
  • 食べ物をこぼしやすい

健康状態のチェックポイント

症状チェックリストです。
緊急性の高い症状

要注意の症状


効果的な栄養補給の方法

体調や年齢に応じた適切な栄養補給は、愛犬の健康維持に欠かせません。
効果的な対策を考えていきましょう。

食事環境の見直し

食欲不振の改善には、まず食事環境の整備が重要です。

最適な食事環境作りのポイント

  • 静かで落ち着ける場所の確保
  • 食器の高さ調整(首への負担軽減)
  • 滑り止めマットの使用
  • 適温での提供(少し温めると香りが強まる)
  • 決まった時間での給餌
  • 少量多回(1日3-4回)の分割給餌

栄養価の高いおやつの活用

栄養価の高いおやつ

【おすすめの高栄養おやつと特徴】 ■ソフトタイプ(食べやすさ:★★★)

おやつの種類特徴注意点
レバーペーストタンパク質・鉄分が豊富一度に与えすぎない(1日小さじ1程度)
クリームチーズカロリー高め・食べやすい乳製品が合わない犬もいるため様子見必要
ウェットフード水分補給も同時に可能開封後は冷蔵保存で2日以内に使い切り

■セミハードタイプ(食べやすさ:★★)

おやつの種類特徴注意点
やわらかささみ低脂肪・高タンパク保存状態に注意
スティックジャーキー噛む力の維持にも効果的固すぎないものを選択
チーズ細切りカルシウム補給に効果的消化の様子を見ながら調整

食べやすい食事形態への工夫

食事の形態を工夫することで、摂取量の改善が期待できます。

■食事形態の工夫例

  • ドライフードは少量の温かい水でふやかす
  • ウェットフードとドライフードのミックス
  • 缶詰やパウチの食事をペースト状に
  • 食事を小さく刻んで提供

獣医師への相談タイミング

【獣医師への相談タイミング判断基準】
■即日受診が望ましい状態

症状具体的な状態
重度の食欲不振24時間以上まったく食べない
水分摂取の異常12時間以上水を飲まない、または著しい多飲
全身状態の悪化極度の元気消失、歩行困難、呼吸が荒い
消化器症状繰り返す嘔吐、血便、黒色便
口腔内の異常明らかな出血、強い口臭、よだれが多い

■要経過観察(2-3日以内の受診を検討)

症状具体的な状態
緩やかな食欲低下普段の食事量の半分以下が続く
体重の変化1週間で3%以上の減少
活動量の変化散歩を嫌がる、よく寝ている
食事行動の変化食べ始めは良いが途中で食べなくなる

よくある質問と回答

Q1:食事を全く食べない期間が続くと、どのような影響がありますか?

A:24時間以上の絶食は、特に老犬にとって深刻な影響をもたらす可能性があります。

■絶食による影響と目安

経過時間起こりうる影響対応
24時間体力低下、脱水の初期症状要veterinary check
48時間肝機能への負担増加、重度の脱水即日受診が必要
72時間以上全身状態の悪化、重篤な状態に緊急性が極めて高い

Q2:水は飲むのに食べない場合は、どう考えればよいですか?
A:水分摂取があるものの食欲がない場合、以下のような原因が考えられます

  • 口腔内のトラブル(痛みがあり、固形物が食べづらい)
  • 消化器系の不調(胃部の違和感がある)
  • 腎臓機能の低下(初期症状として多飲が現れる)

Q3:余命への影響は考えられますか?
A:食欲不振だけで余命を判断することは困難です。大切なのは

  • 原因の特定と適切な治療
  • 日々の細やかな観察
  • 定期的な健康診断の実施
  • 早期発見・早期対応

【まとめ】

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: inu4-768x1024.jpg

老犬の食欲不振には様々な原因が考えられます。
早期発見と適切な対応が、愛犬の健康維持には不可欠です。

・毎日の観察と記録
・適切な栄養補給の工夫
・必要に応じた獣医師への相談

愛犬との大切な時間を、より健やかに過ごすために

タイトルとURLをコピーしました